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僕とFXの10年史

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早いものでFXを始めて10年の月日が経ちました。
よくぞ、この厳しい世界で生き残ってこれたものだ、素直にそう思います。

 

10年を振り返ってみても、いろいろな事件がありました。

大きなものをあげてみるだけでも、リーマンショック、東日本大震災、アベノミクス・・・。波乱の10年だったんだなあ、と感じます。

 

初めて為替のことを知ったのは、週刊SPAか何かの雑誌です。サラリーマンの副業として取り上げられていました。小額でトレードできる、売りからも入れる、そして、持っているだけで金利が手に入る、という言葉はまるで魔法のようでした。

すぐにやってみたい!と思ったのも無理はありません。

 

2006年:FXでセミリタイヤできると信じる

僕がFXを始めたときは、それはそれは儲かりました。

儲かってしょうがないので、seesaaブログのURLをmoukarufxで取得するくらい。独自ドメインを取得したが、敬意を表して引き続き、moukarufx.comとしました。

 

なぜそんなに儲かったかというと、当時は円安。そして、ゼロ金利の日本以外はどこの国も高金利でした。米ドルでさえ政策金利が4%もあり、1万通貨保有しているだけで1日に150円近いスワップ金利がついたのです。

しかも、そんなアメリカなどはむしろ高金利ではなく、オーストラリアは5.5%、ニュージーランドは7%と空前の高金利ブームに沸きあがっていました。

恥ずかしながら、本気でスワップで金利生活できると思っていました。

 

2007年:サブプライムローン問題

そんなこの世の春を謳歌していたスワップ派に影を落とし始めたのは、サブプライムローン問題です。

 

サブプライムローンとは、信用力のない人向けの高金利の住宅ローンのことです。不動産価格が下落しはじめ、売ることもできず、返済することもできず、破産する人が続出しました。そして、不良債権を抱えた金融機関が倒産していきます。

アメリカの不動産バブルがはじけると恐ろしいことになる・・・そういう話を聞くにつれ、恐ろしくなり、ポジションを一気に縮小しました。結果的に後に発生するリーマンショックを無事に乗り切ることができたのです。

ある意味、僕を救ったのはサブプライムローン問題だったのです。

 

2008年:リーマンショック

サブプライムローン問題なんて言葉は、当時為替でもやっていないとなかなか知らないでしょう。でも、リーマンショックは誰でも聞いたことがあると思います。それだけ大きな事件でした。

 

アメリカでは銀行が多数倒産し、融資を受けていた企業も連鎖倒産、当然雇われていた従業員も職を失い、失業者が街に溢れました。

日本の銀行はすでにバブル崩壊で懲りていたため、大きな被害はありませんでしたが、輸出業を中心に景気が悪化。内定取り消しや派遣の解雇などが社会問題となりました。

 

とにかく、暗い雰囲気で嫌な時代でした。日経平均株価は2007年には18,000円台だったのに、この時7,000円割れを起こしています。10月だけで4千円も日経平均が暴落したのには衝撃でした。

この時の恐怖がのちに重大な後遺症となってしまいます。

 

すなわち、ポジションを取れなくなってしまう病です。損失を避けることはできましたが、逆に恐怖のあまり地蔵のように固まってしまったのです。

この時に思い切って、50円台の豪ドルを購入していたら・・・株を購入していたら・・・。資産は一気に増えていたはずです。

禍福はあざなえる縄の如し。

 

2009年~2010年:トラリピを始める

円高で金利も下がってしまったため、トラップリピートイフダンを始めました。1000通貨でのんびりとやれば、大きくポジションを持たなくていいのに、レンジ相場を利用してそこそこ儲かるのがいいところ。

 

しかし、今思うと低迷期こそ仕込み時。株もそうですが、この時期にドルコスト平均法ででも積み立て投資をしていた人が後に億り人になっています。

次こそは暴落期にうまく仕込みたいと思います。

 

2011年:東日本大震災

この年は東日本大震災ですね。嫌な時代だったのか、あまり記憶がありません・・・。

 

2012年~2014年:アベノミクス相場スタート

12月に総選挙で自民党が圧勝し、安倍政権となりました。いわゆるアベノミクス相場のスタートです。

この時に相場に参加していたら、大きく資産を築くことができました。しかし、リーマンショックの後遺症のポジション取れない病により、参加できていません・・・。

 

大きく儲けようと思ったら、大相場に乗ることが最も簡単です。生きていると大相場は何度か訪れます。ぼくでもITバブル、いざなみ景気(小泉バブル)、アベノミクスと3回あります。

もっとも大相場の後は暴落がつきものなので、そこをどう乗り切るかという難しい問題もありますが。

 

2015年:アベノミクス終了?

2015年には15年ぶりに日経平均株価が2万円を突破しました。米ドルも125円台となり円安が進みました。

しかし、8月のチャイナショックを機に株価は下落。その後、回復する様子がないことから、次の黒田バズーカがない限りはアベノミクス相場は一旦終了かもしれません。

 

この時の暴落で値ごろ感を感じて買ったトルコリラに苦しめまれることになります。

 

2016年:FXを始めて10年経過

そして、2016年。FXを始めて10年が経過しました。ブログも3月で10周年となりますので、それを機に移転することにしました。

 

現在、過去最高レベルの含み損である60万円超のマイナスを抱えてのスタートとなります。

 

しかし、暴落はチャンスでもあります。現在の相場がどうなるかはわかりませんが、安値のうちにしっかりとドルコスト平均法を使うなどして仕込んでおくことが大事です。

そのチャンスを逃さぬようやって行きたいと思います。つたない報告になると思いますが、今後ともよろしくお願いします。

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