FXで金利生活

大規模イベントの前にはつなぎ売りも必要だ

      2016/07/11

イギリスのユーロ離脱を問う国民投票、いわゆるBrexitの問題で為替相場は大きく動きました。トルコリラ/円は一時的に32円台をつけて、過去最低値を大々的に更新しました。

そのせいで私のこのポジションの含み損は、-64万円とさらに拡大しています。もういい加減に切り捨てたいところですが、トルコリラの下落がどこまで続くか?また、スワップによる相殺で含み損がなくなる日が来るのか?それを確かめたいだけで保有を続けています。

 

大規模イベントにはヘッジが必要

突然銀行が破綻したという話や、地震などの災害・テロが発生したという場合ならともかく、今回の国民投票は事前に日程がわかっていました。事前予想では残留派が有利でしたが、ほぼ5分5分でしたのでどちらに転ぶのかはわかりません。少なくとも何かしらの対策はしておくべき。

そこで私が選んだのは、つなぎ売りという手法です。

つなぎ売りとは、相場の下落が見込まれる局面において、保有している「現物株」を売らず、同じ銘柄を「信用取引で空売り」すること。 通常の現物株取引では、相場の天井を見込んだ場合、現物株の売却によりポジションを中立に戻し下落局面での損失を回避する。

つなぎ売り – Wikipedia

簡単に言うと、事前に買いポジションと同じ枚数だけショートを入れておきました。

Brexitの衝撃はリーマンショックを超えた

EU離脱派の勝利が確定的になり、その時ザラ場の日本は大きな影響を受けました。ドル円は7円も円高になり、日経平均株価も1286円安、ポンドにいたっては一時27円安という大暴落です。こんなの見たことがありません・・・。

結果的にポジションの含み損は大きく膨れ上がりました。しかし、トータルでの損失はあまり変わりません。トルコリラはヘッジで入れたおいたつなぎ売りが約25万円のプラスだったからです。これを加味するとトータルの含み損は、-39万円です。先は長い・・・。

また、米ドルのトラリピにも一時的につなぎ売りを入れておきましたが、105円台以上の買いポジションが残ってしまって含み損としては拡大しています。

 

FXの肝は両建てにあり

両建てというとトレーダーの間では賛否両論で、意味がないと嫌う人も多いです。これも正しいと思います。トレンドが上昇トレンドなのにショートを入れる意味はありませんし、そんなのは手数料の無駄と考えるのも道理です。

ただし、例外もあります。

米雇用統計のようなイベント時のつなぎ売り

サプライズがあると大きく値が動きそうな時にリスクヘッジのために仕掛けておくものです。行って来いの相場になったときは、2重の利益も期待できます。

異業者間の両建て(いわゆるスワップタダ取り)

同じ通貨ペアでもFX会社によってスワップ金利が異なるため、その差を利用してスワップのサヤ取りをする手法です。売り買いのスワップ差が開いている時に同じ枚数のポジションを持ち、差が小さくなってきたら両方決済して利益を確定します。

ほとんどのケースで有効ですが、相場の急変により片方だけが強制ロスカットされることにだけは注意。十分すぎる証拠金が必要となります。

 

そして、トラリピ

トラリピは両建てに限りますね。通常のトラリピは常に含み損を抱えていきます。レンジ相場だったら、その含み損も返しつつ、グルグルとドリルが回るほどに利益が積みあがっていきます。

ところが、レンジ相場は一定期間をこなすと、そのレンジ帯から離れてしまうのが常です。

ドル円チャート

 

チャートを見てもらえばわかると思いますが、現在は2015年6月からの長期下落トレンド中です。この中でレンジ相場でいるのは、だいたい2~3ヶ月。それを過ぎると、次のゾーンに移動していきます。このような状況で買いトラリピだけで挑んでも勝つのは難しいでしょう。

つまり、現在やるべきは次のことです。

・長期的視点でショートポジションを持つ。

・両建てのトラリピでリスクヘッジしつつ、往復の利益を積み上げる。

・トラリピのチリツモ利益で含み損化したポジションを整理していく。

この流れを淡々とこなしていくことです。そのためにはもちろん投入できる資金は多い方がいい。回転する資金が多ければ多いほど有利ですから。まずは、ひたすらこの資金を増やしていくことに注力したいと思います。

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